3月のひいらぎだより
弥生3月、梅の花が咲きほこり暖かい春を迎えようとしています。
6才の年長さんが巣立つ季節がやってきました。
小学校からは、先生方がどんな子が入学してくるのか身に来てくれています。
小学校入学までにどんな力を身につければよいのか、
いろいろな情報が流れてくるので保護者も迷われると思いますが、
本当はどうなんだろうと思います。
久留米市の幼保小連携の話し合いでは、
「聞く力、伝える力、自立につながる力、思いやりの心、自尊感情、基礎的な運動能力」
を、と話されています。
一口に「聞く力」と言っても興味関心が湧かなければ集中できません。
姿勢を保つ力がなければ重たい頭を支えて長時間座っていられません。
早起きしなければ、授業が始まる時間までに脳を覚醒させることはできません。
やっぱり保育園でいつも話されていることが大事ということですね。
ワクワク、ドキドキの好奇心を育て、できないこともあきらめずにがんばったらできた。
その達成感を一つでも多く育ててあげること。
仲間との関わりの中で、自分の言葉で気持ちを表すことができること。
この3つができていれば、きっと学校でも自分らしく生活していけると思います。
「スマホ時代の子ども達」という講演会を聴きました。
パソコンやゲーム、スマホのラインやゲームにはまる子どもたち。
中高生で6時間もラインしている子が3割もいると聞いてとても驚きました。
夜中までやっていて朝は普段どおり起きて学校へ行くので、体調をくずし痩せていって、
自律神経失調症になる子も増えているようです。
ラインから抜け出そうとするといじめにあったりするので抜けるのもなかなか難しいそうです。
そんな時、親の私たちが強く言ってもやめられるものではないと思います。
取り上げても反発するだけのようです。
ではどうすればよいのか?
やはり自分の意志で決めることが大事と話されていました。
親はそれに代わる遊びを提供してやること、ルールを決めて与えること、
一緒にスマホに入っていくこと、年齢に合ったものを与えていく、
それ以外のものにはフィルタリングすることも大事と話されていました。
野中、牛島が聞いてきています。詳しく聞かれたい方は事務室へどうぞ。