6月のひいらぎだより
毎日暑い日が続きます。この暑さに、小さい子は熱を出したり、風邪をひいて咳が出たりして体調を崩しています。こぐま組は溶連菌感染症が流行っています。夜は早めに休んで充分な睡眠をとるように心がけましょう。
熱中症の予防はやはり体力をつけることだそうです。春から徐々に夏に向かうのではなく、いきなり夏がやってきたので、体が驚いているようです。
そろそろ梅雨の季節ですが、予報によると今年は“から梅雨”のようです。
暑い季節に炭酸の甘いジュースを飲みすぎるとカルシウムが流れて益々疲れやすくなります。甘さを抑えた梅ジュースを手作りしてみませんか?
作り方は簡単です。梅と氷砂糖を重ねて1ヶ月おいておくだけでおいしいジュースになります。
先日久留米ユネスコ協会を通じてブッタ・ノン氏が来園されました。カンボジアの方で寺子屋支援活動をされています。
カンボジアは約40年前、ポルポト政権による大虐殺で、国内の有識者、教師、文化人の75%が殺されました。中にはメガネをかけているだけで殺された人もいるそうです。その後の子どもたちの教育に大きな影響があり、識字率も大幅に低下しました。
ブッタさんは自身もボート難民として避難され、外国で勉強されて国連の職員となられましたが、今はその職を辞されて自国のために寺子屋を作る活動に携わっておられます。
子どもたちの歌とリズムを見てもらって、交流しました。好奇心あふれる子どもたちの様子や元気のよさにびっくりされて、保育の内容についてもたくさんの質問をして下さいました。
ユネスコではこういった活動の支援に、書き損じハガキを集めて送っています。家庭に眠っている書き損じハガキを保育園に持ってきてください。まとめて送りたいと思います。