5月のひいらぎだより
風薫る5月、毎日が暖かく過ごしやすくなってきました。
朝夕は冷えるので長袖のトレーナーや厚手のズボンを着て半日ずっとそれで過ごし、汗だくになっている子をよく見かけます。
声かけしてもなかなか着替えずに遊んでいます。
春から夏へ、季節の変わり目の衣服の入れ替えを子どもたちと楽しみながらやると子どもの生活力も上がるし、母親もいずれ、楽になっていくだろうと思います。
始めは遊んでばかりで役に立ちませんが、だんだん自分のものは自分でかたづけるようになってきます。
お料理もそうです。始めは邪魔かもしれませんが、子どもたちのやりたい思いを大切にしていっしょに作っていると、だんだん上達してきます。年長になる頃は一人で1品作ってくれるでしょう。
やりたい意欲は困難なことにあっても、あきらめない力を育てていくようです。
夏が少しずつ近づいてきましたが、この時期まだまだおいしい春野菜があります。春キャベツ、グリーンアスパラ、空豆などは胃腸の消化を助け、免疫力アップの効果があります。
今月は、子どもの日、母の日があります。親子で料理に挑戦しませんか。
また今から先は夏野菜を植えると比較的早く収穫可能です。
この頃花を植えても片っ端から抜いてしまう子どもたちがいます。(まあ、だいたいは1歳児でしかたがない時期なのですが、4歳の子もいます。)
忙しい中で栽培活動をするのは大変ですが、水をやったり、肥料をやったり、病害虫から守ったり、土のことを考えたりしながらだんだん作物や花にも関心を持つようになってくるようです。
そして収穫ができ、成功体験を重ねて行くと“好き”という感情が湧いてきます。
この連休、子どもと一緒に何かに挑戦してみませんか。
きゅうり、プチトマト、ピーマン、なす、オクラ等お勧めです。
赤かぶも比較的短い期間で育ちます。
きっと子どもたちが喜んでくれるでしょう。プランターでも可能です。